30歳リーマン、趣味で勉強する

まずはスペイン語と日本語検定、ゆくゆくは漢検も

スペイン語#6 否定・疑問文はカンタンに作れそう!

サワノです。今日もスペイン語、やっていきます。

今回は「否定文」と「疑問文」の作り方。前回#5において、動詞の直接法現在形の活用を学んだので、その確認も含めて見ていきましょう。

 

否定文

スペイン語の否定文の作り方、見ていきますと…

「動詞の前にnoを置く」

...はい、終わりです。本当にこれだけ。

Soy japonés.

No soy japonés.

María estudia español.

→ María no estudia español.

これは簡単、分かりやすいですね。これを踏まえて疑問文いきましょう。

 

 

疑問文

ここでは、疑問詞のない疑問文・疑問詞を使う疑問文・付加疑問文の3つに分けて見ていきます。

 

疑問詞のない疑問文

これは、普通の文に対して「会話の時は語尾を上げる」と「書く時は疑問文であることを示すためにクエスチョンマークを付ける」を施したものです。例をみましょう。

 

¿Ustedes trabajan aquí? - Sí,trabajamos aquí.

あなた方はここで働いているのですか? - はい。

¿Es usted español? - No,no soy español. Soy Mexicano. 

あなたはスペイン人ですか? - いいえ、メキシコ人です。

 

...なーんか色々起きていますね、1つずつ整理していきましょう。

・疑問文に対してのYes / Noは " / No"

・疑問文が始まっていることを示すために、反対向きのクエスチョンマーク¿も付ける

・語順がひっくり返ることもある

こんな感じですね。最後3つ目については不意打ちみたいなものなので「そんなこともあるんか」くらいに覚えておきましょう。それにしても、文章始まる瞬間に「疑問文だ」と気付けるのは読みやすくて良いですね。

また、英語でもややこしいところだと思いますが「否定疑問文」の話も。

 

¿No vives en Tokyo? - Sí, vivo en Tokyo.

東京に住んでいないの? - うん、東京に住んでいるよ。

 

これ、英語と処理は同じですね。「文章の聞き方に関わらず、内容を肯定する場合はSí、否定する場合はNo」という感じです。

 

疑問詞を使う疑問文

では、疑問詞付きの文章を見ていきます。こちらは疑問詞が文頭に来る、会話の時の語尾は下がる、というところ英語と似ています。

そして、ここで紹介されている疑問詞は以下の4つ。

¿Qué? 何

¿Quién? / ¿Quiénes? 誰

¿Dónde? どこ

¿Cuándo? いつ

形は覚えていきましょう。アクセント付くのが特徴かもしれないですね。ルール的にはわざわざ付けなくていい箇所に付いている気がしますが、疑問詞だから強く読むということなんですかね。

 

¿Qué compras en la tienda? - Compro leche.

何をその店で買うの? - 牛乳を買うよ。

¿De dónde es usted? - Soy de Perú.

どちらのご出身ですか? - ペルー出身です。

¿Con quién vives? - Vivo con una amiga.

誰と一緒に住んでいるの? - 友達と住んでいるよ。

 

大体OKかなと思います。ただ、少し特殊なのが「前置詞があったら疑問詞の前に持ってくる」というところ!文章を書くときには「答えはこうなりそう」というのを念頭に置いて、その上で前置詞が必要かどうか見極めないといけないようです。

…さて、未知の単語は学んでいくとして、当たり前のように主語が省略される会話がここまで続いておりますがついて来られているでしょうか…動詞で主語が確定するところが多いのでこういう会話になるんですね…

 

付加疑問文

こちらはそこまで難しくないです。文末にカンマを打ち、その後にフレーズを付け加えて確認を求めます。

 

Toman ustedes café, ¿verdad? - No, gracias.

(あなた方は)コーヒーを召し上がりますよね? - いいえ、結構です。

Ella es de Japón, ¿no? - Sí, es japonesa.

彼女は日本出身ですよね? - はい、彼女は日本人です。

 

¿verdad? と ¿no? の2種類で、ニュアンスはあまり変わらないようですね。答え方は今まで通りです。ちなみに、"verdad"は「真実」や「本当の」という意味の単語なので、英語に置き換えると"true?"と聞いている感覚ですね。

 

さて、これでこのLecciónが終わりですので、作文問題を書いてみましょう。

1)私はある病院で働いています。

2)Antonioのお母さんは魚(pescado)を食べない。

3)君はどこに住んでいるの?

4)君たちはスーパー(el supermercado)で何を買うの?

5)あなた方は誰とヨーロッパ(Europa)を旅行しますか?

 

以下解答

1)Trabajo en un hospital.

2)La madre de Antonio no come pescado.

3)¿Dónde vives?

4)¿Qué compráis en el supermercado?

5)¿Con quién ustedes viajan por Europa?

私は超細かいところで3ミス。2)でmadreに冠詞を付けなかったこと、3)を"En dónde"としてしまったこと、5)のporが抜けたこと。

2)は私が悪い。まあ特定できるし付けないといかんですね。3)は、確かに「どこ住み?」の質問に対して必ずしもenが入るとは限らないかも。5)は知らん。ちょっとどこかで前置詞をまとめてイメージ把握したいですね…

 

ということで、規則動詞の活用や否定・疑問文の学習を進めてきました。動詞の活用は種類が多いのでたまげてしまいますが、否定・疑問の作り方は割と単純なのでいけそうですね。現に作文でも、カタチを作ることはできていた。

ということで、否定・疑問は大して問題ではないので、改めてこちらをマスターしておきましょう。

とにかく動詞の活用 主語判別にも必要

さて、次回は「動詞hay」「動詞estar」という単元に入ると思います。ちょっと面倒臭さが出てくるところですが、気張っていきましょう。