30歳リーマン、趣味で勉強する

まずはスペイン語、それから漢検

スペイン語#4 超重要!人称代名詞とser動詞

サワノです。今回もスペイン語、やっていきます。

今日でSVCの文章が作れるはずですね。ということでLeccíon 3 後半、「主格人称代名詞」「動詞ser」についてまとめていきます。

 

主格人称代名詞

まずこれが何かっていうこと、ざっくり説明します。「主格」の「人称代名詞」、つまり人に使う代名詞のうち、主格=主語に使うものです。日本語では「私は」とか「彼は」とか。英語で言うと、I,you,he,we,theyとかその辺です。

スペイン語ではどうなるのかというと…こちら!

スペイン語の主格人称代名詞

それぞれの女性形は、構成する全員が女性だった場合に使用します(1人でも男性が混ざっていれば男性形でOK)。

1,2人称は特に問題ないと思います。3人称がどうなっているか、という話ですが、

・él→彼、英語でいうhe

・ella→彼女、英語でいうshe

・usted→あなた、英語でいうyou

おや?2人称はtúでは?という疑問が今度は出てきます。

ということで、”tú”と”usted”の違いが大事になります。

 

tú/vosotros ・・・・家族や友人などの親しい間柄

usted/ustedes・・・心理的距離感のある間柄(知らない人や目上の人など)

 

つまり、日本語でいうタメ語と敬語みたいなものですね。túかustedかどっちを使うか、というところは本人との関係性が大事そう。テキストでは便宜的に、túは「君」、ustedは「あなた」という訳が与えられています。

 

ser動詞

さて、次に動詞の活用を学んでいきます。初登場の動詞は”ser”。これが原形なのですが、先ほどの主語の人称によって活用していきます。その形式はこちら。

ser動詞の活用

さて、テキストに載っている例文も参考に、ser動詞の意味や活用の方法を見ていきます。

まず全体的な意味は「英語で言うbe動詞に近い」ということ!職業・身分を表したり、”de”を補うことで出身(モノなら所有者や材質)などを表せます。

Yo soy japonés. 私は日本人です。

Ellos son de México. 彼らはメキシコ出身です。

こんな感じ。

 

主格人称代名詞の省略

ここで、もう一つスペイン語の論理的な部分を。

例えば上の文章、Yo soy japonés.

よくよく考えると、“soy”を使えるのってyoだけですよね?そういうときは、yoを省いて良いのです!

Soy japonés. 私は日本人です。これでOK!

但し、esやsonなどは複数選択肢があるので特定のために主語を書きます。また、ustedは丁寧さを表すために省略しないそうです。加えて、yoなどであっても強調のために敢えて書く場合はあります。本文の例を抜粋。

Pilar y yo somos españoles. Pilar es de Madrid y yo soy de Granada.

ピラールと私はスペイン人です。ピラールはマドリード出身、私はグラナダ出身です。

 

さて、このLecciónからは作文問題も出てきますので、頑張って書いてみましょう。

1)彼女と私は姉妹です。

2)君は学生だよね?

3)彼らはスペイン人だ。

4)僕はバルセロナの出身です。

5)あなた方はお医者さんですよね?

※確認の文章は最後に¿verdad?を付ける

 

以下解答

1)Ella y yo somos hermanas.

2)Eres estudiante, ¿verdad?

3)Ellos son españoles.

4)Soy de Barcelona.

5)Ustedes son médicos, ¿verdad?

私は1)でhermanosと書いてしまって凡ミス。私個人は男性ですが、問題文の1人称は女性ですねこれ。姉妹ですと言っているので。問題文はしっかり読みましょう(戒め

 

本日はここまで。本格的に文法学習っぽくなってきましたね。楽しさと難しさの混在。今回はser動詞の活用と各人称代名詞を覚えておきましょう。特にtúとustedの違い。

次回は「冠詞」と「直説法現在」を学んでいきます。一般動詞の使い方も押さえていきましょう。こうなってくると、覚えるべき単語がかなり増えてきますね。