サワノです。スペイン語、やっていきます。
今回はちょっと軽め。「指示詞」などの細々した内容に触れつつ、前回の内容と合わせて文章作成していきましょう。
指示詞
これは何かと言えば、英語で言うthisとかthatとか。実際に見てみましょう。
まあ基本は見ての通りです!男性単数だけ覚えて、後は性数によって-aや-osなどを付ければ解決。
実際に使う際には、名詞の性数に合わせないといけないよね、というところ。
この男の子 → este niño
その男の子 → ese niño
あの男の子 → aquel niño
この女の子たち → estas niñas
その女の子たち → esas niñas
あの女の子たち → aquellas niñas
こんな感じで性数変化する、ということです。
「中性は何?」という話をしますと、「抽象的なものを指す/何かわからないものを指す」ときに使うものです。
¿Qué es esto? これは何?(何か分からないので性も数も不明)
Pepe habla ocho idiomas, ¿verdad? - No, eso no es verdad.
ぺぺは8ヶ国語を話せるんですよね? - いいえ、それは本当ではありません。(話の内容、という抽象的なものを指す)
tambiénとtampoco
さて、これも軽めの語法です。英語で言うと"me too"のtooとか、neitherとか、そういうのに似ています。
también...〜も(肯定)
tampoco...〜も(否定)
例文見てみましょう。
Jesús estudia en aquella universidad. -¿Sí? Yo también.
ヘススはその大学で勉強しているよ。 -そうなの?私もです。
No asisto a la fiesta de hoy. -Yo tampoco.
今日のパーティーには出席しません。 -私もです。
こんな感じ。簡単ですね!tambiénはアクセントが付くことだけしっかり把握しておきましょう。
作文パート
さて、今日は軽めでしたので、前回の重かった内容も含めて作文問題を書いてみましょう!
1)この通り(calle)にはたくさんのレストランがある。
2)それは何ですか? -時計です。
3)あちらはTorres先生のご主人(marido)です。
4)猫はテーブルの下にいます。
5)渋谷駅はあそこにあります。
以下正解
1)En esta calle hay muchos restaurantes.
2)¿Qué es eso? - Es un reloj.
3)Aquel es el marido de la profesora Torres.
4)El gato está debajo de la mesa.
5)La estación de Shibuya está allí.
私は4ミス。全然できてねーじゃん!!(1)だけ大学時代の積み残しでクリア。
(2)はrelojの冠詞をelにしてしまった。これ不定でいいのね、と思ったけど何か特別な時計というわけでもないしそりゃそうか。
(3)はlaが抜けた。固有名詞に冠詞付くの違和感すごいが、#6の"la madre"で一回やってるのでそれと同じか。
(4)はunderにあたる表現"debajo de ..."を知らなかった。ここで学ぼう。「デバフ」と覚えれば、両方「下」の共通イメージでいけるかな。
(5)は英語と同じく渋谷エスタシオンとしたら冠詞に咎められた形。固有名詞も"de ◯◯"で済ませていいと考えれば楽か。
とにかく冠詞の意識。大事ですね〜。
さて、次々回あたりでスペイン語序盤の山場を迎えると思うので、そこまでやったら一度中間テストみたいな感じで過去の作文問題を復習しましょうかね。
いろいろ忙しくて知識が抜けてしまうのも勿体無いので、ここらでしっかりスペイン語を運用できるか確認しておきましょう。
差し当たり今回は、「指示詞」をしっかり覚えつつ、hayとestarの違いも復習しておきましょう。